スローライフを生きる~入社2年目でうつ病になったHSPの話~

内向的でHSPの気質を持った20代OLのブログ。今は人生の立て直し中。

【自己愛】自分に見るパーソナリティ障害①

さて、永田カビさんの作品と見てきたパーソナリティ障害。総まとめとして、自分のことも振り返ってみましょう。

 

 本書は最後に、パーソナリティ自己診断シートが付いています。

 各項目の質問に○当てはまる、△どちらとも言えない、✕当てはまらないの3つで答え、 ○の数により、どのパーソナリティに当てはまるかを診断できます。

 

 

 私の自己診断の結果はこちら。

境界性パーソナリティ障害…… 4点/判定基準5点以上
・自己愛性パーソナリティ障害…2点/判定基準5点以上
・演技性パーソナリティ障害…… 3点/判定基準5点以上
・反社会性パーソナリティ障害…0点/判定基準3点以上
・妄想性パーソナリティ障害…… 2点/判定基準4点以上
・失調型パーソナリティ障害…… 4点/判定基準5点以上
・シゾイドパーソナリティ障害3点/判定基準4点以上
・回避性パーソナリティ障害…… 4点/判定基準4点以上
・依存性パーソナリティ障害…… 2点/判定基準5点以上
・強迫性パーソナリティ障害…… 3点/判定基準4点以上

 

 判定基準に達しているのが「回避性」、リーチが掛かってるのが「境界性」「失調型」「シゾイド」「強迫性」ですね(多いな…)。

 

 それでは1つずつ見ていきます。

 第1回は永田カビさんで見た「境界性」「失調型」のおさらいです。

 

境界性パーソナリティ障害

sasano.hateblo.jp

 詳細は上の記事で触れているので割愛し、自分に当てはまると思う特徴をピックアップしてきました。

 

自分に当てはまるもの

自己否定の泥沼でのたうち回っている。

気分の上がり下がりが激しい。最高に幸せ↔絶望の両極端に目まぐるしく変動する。

些細なことで傷つく。

 幸い自己破壊願望や愛情飢餓の感覚はありません。私の場合「些細なことで傷つく→落ち込んで自己嫌悪→気分が沈む」の流れでこの特徴が現れているように思います。

 気持ち的な親離れは出来てると思うので、受験期に生まれた能力の劣等感が、根底にあるかもしれません。

対策

「両極端な白黒思考を自覚し、グレーゾーンに耐える」でしたね。まずは自分の考え方が偏っていると認めること。傷ついたり落ち込んだときは、その捉え方が歪んでいることを思い出すクセをつける。そして、すぐに結論を出そうとせず、曖昧なことに耐える。

 最近は一旦考えることをやめて、しばらくその問題を放置するのもアリかと思えてきました。自分も変わっていきますし時間が解決してくれることも実際あるんだと思います。

 

 

失調型パーソナリティ障害

sasano.hateblo.jp

 これも詳細は割愛。失調型に関しては、境界性よりもかなり思い当たるフシがあるというか。診断する前から、説明を読んでいて「これ私じゃん!!」と叫びたくなりました。

 

自分に当てはまるもの

・頭の中で常に何か考えている。それらが独り言や思い出し笑いになって出てしまうことがあり、変な人に見られる。

 →はいコレ私!私です!!考え事が勝手に口から出ちゃってたりとか、歩きながら何か考えてると、いつの間にかニヤニヤしちゃったりしてるんですよ…。「たまに電車で見かけるやべー奴」になってるときがあって、本当に辛い(;_;)

・内向的で独特なものの見方をする。マイペースで、周囲に合わせるのが苦手。

 →要は変わった考え方をするので浮きやすいってことですね。はい、そうでした。学生時代から今の今まで、集団の中で何となく浮いている感覚がありました…。女子女子してる女の子が本当に苦手でしたね。

・孤立すると迫害妄想や被害妄想を抱きやすく、悪い方に考えを膨らませてしまう。そこから病むこともある。

 →すぐに悪い方向に考える、何かあると嫌われたと思いこむ。これは自信のなさや、浮いてきた経験がこういう偏った思考にさせているのだと思います。わかってはいるんですけどなかなかねぇ…。

・このタイプの人は、人生で一度か二度、精神病を発病する危機がある。

 →まさに!!

日常的な雑務や現実的な問題処理が苦手。ファッションや外見にあまり関心がない。

 →日常生活で言うと、掃除があまり好きじゃないです。ファッションに関しては「全く気を使ってないとは思われたくない」「悪目立ちしたくない」という気持ちはあるので一応気を使おうとはしてるんですが、日々のお手入れだったり、細々としたところはかなりサボってる…。

 

対策

「日常的なことも疎かにせずやる努力をする」でした。基本ですね。自分の個性は認めて生きていきたいですが、他人の目を完全に無視するのはまだ難しいです。人に気を使う、自分の個性を守る、どちらもバランスなんでしょうね。

 考えを何かに昇華するという意味では、ブログがかなり役に立っていると思います。人に読んでもらえる形に整えながら自分の気持ちを発信するのだけでも整理できますし、同じような考え方の人に出会えると嬉しいんですよね。これは継続して続けたいです。

 

 

 繰り返しになりますが、「パーソナリティ障害」のそもそもは性格の特徴であって、それが日常生活に支障をきたしている場合に限り、障害と認識されます。

 ある程度はその人の個性だし、生き辛さを感じているのなら工夫しよう、というスタンスで良いと思います。

 

 次回はゾイドパーソナリティ障害について見ていきます。