スローライフを生きる~入社2年目でうつ病になったHSPの話~

内向的でHSPの気質を持った20代OLのブログ。今は人生の立て直し中。

【自分を守るための知識】攻撃欲が強い人の対策

前回の続き。

sasano.hateblo.jp

今日は、攻撃欲が強い人に対する具体的な対策を見ていきましょう。

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ターゲットにされやすい人の特徴

①大人しい

 自己主張も自己防衛も苦手で、されるがままになっていることが多い。他人からどう見られるか気にしたり、揉め事を避けたいと言う気持ちが強いために反抗できない。

 →はい、刺激に弱いHSPの人、他者と関わるのが苦手な人は、大体当てはまるんじゃないでしょうか?私の場合ある一定のラインを超えると敵認定してブチギレ戦闘モードに入るんですが、それまではずーっとこんな感じでクヨクヨしてしまいます。

 

②自分に自信がない

 何かあると自分のせいだと思い込みやすい。認められたいという意識が強いので、他人の評価に左右されがち。

 →自責の念が強い、典型的なうつ病になりやすい人に当てはまりそうですよね。もちろんMe tooです。特に社会人になりたての頃は自分が未熟だと自覚しているので、嫌なことがあっても会社の人の言うことが正しい、自分に社会常識がないだけなんじゃないか、と思いがちでした。

 

③我慢を美徳にしている

 頑張っていればいつか認めてくれる人が現れるなど、現実から目を背けて都合の良い願望を抱いている。

 →残念ながら、ドラマのようなハッピーエンドは現実にはなかなか起こりません。「辛い」って声を上げなきゃ、誰も気づいてくれないんですよね。日本って我慢を美徳にする風潮が強くて、逃げること=情けないってイメージが刷り込まれてると思います。しかし大人になってみると、必要のない我慢もいっぱいあって、逃げることこそ自分を守ることだとわかってきました。

 

攻撃欲が強い人が使うテクニック

相手の罪悪感を掻き立てる。「あなたのため」と言って攻撃を正当化したり、社会常識や道徳を持ち出して、相手に非があると思わせる。「周りの人がどう思うと思う?」など恐怖を利用し、脅しをかける。

 →これこれこれ!コレ本当に厄介なんですよ。「あなたのためを思って言ってるの」なんて言われたら無碍にしにくいし、孤立するような不安を掻き立てられたら怯えてしまいます。

・あらゆる手を使って自分のほうが上だとマウントを取ろうとする。何かと粗探しをしてくる。

 →自己愛で膨れ上がったプライドを維持するためですね。これをされると萎縮するかイライラするかの二択になると思います。

非難されてもまともに聞かず、なぜ自分が咎められているのかわからないフリをする。相手が諦めるのを待つ。
 →秘技・すっとぼけシャットダウン戦術。自己愛性の人は一度まともに非難を聞き入れたら身を投げ出すレベルで落ち込むので、全力で耳をふさぎ思考停止するんでしたね。これをされると無力感でまともに会話しようとするのが嫌になりますよね。
・贈り物で恩を着せ、心理的負担を与える。

 →職場の悪口おばさんがよく使う手口な気がします。いらないのにやたらとお菓子を買ってきて恩を着せ、何かしらで返さないと「私はこんなにしてあげてるのに酷い」と被害者ぶる。私の母は職場でこの手口の人に会って大分苦しい思いをしたらしいです。

 

具体的な対策

 さて、攻撃浴の強い人が使う技を把握したところで、具体的な対策を見ていきましょう。

1,相手の言葉に矛盾がないか考えてみる

 まずは、言われたことを素直に受け取らないで「ちょっと待てよ?」と考えてみるクセを付ける。本当に正しいのか、ただ単に攻撃されているだけなのか判断する材料にもなりそうです。

2,相手を観察する

 どうも攻撃されているような気がする(一緒にいると疲れる、馬鹿にされてるように感じる、批判ばかりで褒められていない気がする等)と思ったら、相手の言動や態度を観察してみます。これも真正面から受け取らずに、相手の意図を知るために「何を恐れているか、何にコンプレックスを抱いてるように見えるか」という視点から相手を見てみます。それがわかれば全て自分が悪いという思い込みが薄れていきますよね。

3,プライベートを見せない

 個性は格好の攻撃ネタにされてしまうので、極力私生活や悩みは話さないようにする。攻撃欲の強い人は自分の都合の良いように曲解し、脚色して言いふらす。

 ほらコレ悪口おばさんの手口や!

4,すっとぼける

 最後に相手のテクニックを利用。罪悪感を掻き立てるようなことを言われても、「それで?」「それがどうしたの?」ととにかくすっとぼけます。まともに応戦しない、相手の言葉をまともに受け取らないという意味で、聞き流すのも手ですね。

 

まとめ

 攻撃欲の強い人はめちゃくちゃ打たれ弱いために必死でプライドを守っているのだという前提を忘れず、自分を守るために距離を取りましょう。コントロールされてる気がする、なんか嫌な感じがするって直感は大事にしていいと思います。人間相性もありますし。

 社会で生きていくには、とにかく自己防衛の術を身につけるのが必要不可欠ですよね。自分の心は自分で守ってあげるしかないんです。この世界で自分が一番の自分の味方になってあげないと。

 

 「あなたのためを思って言ってるの」って善意からアドバイスしてくれるパターンもあると思うんですけど、どっちにしろ振り回されてありがた迷惑な言葉だと思います。

最近は、

・私の個性を尊重してくれている人

・付き合いが長く性格をわかってくれている人

・実際に行動を起こしてダメだったとき、心を支えてくれるであろう人

 のアドバイス意外は参考程度に受け止めて、あまり真剣に考えなくて良いかもと思っています。一般論が自分に当てはまるとは限りませんし、「私」個人の考え方を尊重してくれる人の言葉こそ重みがあるかなと。