在宅勤務はHSPにとっての天国だ。という話
お久しぶりです。
会社との調整、産業医面談、試験出社…諸々を経て無事復帰しました。
最初の半月は、毎日終わってからぐったりして2、3時間寝ないと回復できない感じだったんですが、だんだん仮眠をとらなくても大丈夫になってきました。
昨今のコロナウィルスの影響もあって、基本は在宅勤務という指令があり、出社は週1くらいだと思うと言われました。
で、在宅勤務をやってみた結果。
HSPにとっての天国でした。
慣れ親しんだ落ち着いた環境で作業ができる、突然話しかけられて作業が中断されることがない(連絡が来ても自分のタイミングで返せるので)、心地よくなる音楽をかけられる、更には食事や飲み物も自宅で用意できるので経済的などなど…。
引きこもり気質の私にはメリットしかない在宅勤務。
その中でも一番嬉しいのが、他人の目を気にしなくて済むことです。
前回も書きましたが、一年目の時に事務の女性二人に嫌われ、仕事中一挙手一投足を観察されていたんですよね。それが本当にトラウマで、フロアにたくさんの人がいる環境だと、誰かに監視されているように感じてしまうんです。
うちは比較的働きやすい環境づくりに寛容で、「午前と午後で10分休憩挟んでいいよ」と言われてるんですが、これが出来ないんですよ。
同じチームの人はわかってくれても、その他大勢の人にどう思われるか怖くて…。会社にいる間は結局気が休まらない状態です。
これを感じなくていいのが本当に嬉しい。
自宅だとすっと気が緩められるので、休憩のオンオフがつけやすいです。
うつ病の反省として、「毎日100%でやってすり切れたから80%の力でやる。余力を残す」という目標があるんですが、これも周りが忙しそうにしてるとなかなか出来ないんですよね。「あの人あんなに忙しいのに頑張ってるんだから、私もちゃんとやらなきゃ…」って思ってしまって。
それが見えないので、自分のペースが守りやすいです。
仕事内容を変えてもらったこともあり、以前の毎日出社、ほぼ毎日移動あり、ほぼ打合せと会議で埋まる予定…という日々から大きく変わりました。会議室への移動もなしで、時間になったらZoomをつけるだけですからね。時間の有効活用&ギリギリまで作業に集中できる。
私の望んでいた働き方が、ほぼ叶ってしまいました。
職場の人とのコミュニケーションが減る、運動不足が加速するなど問題もありますが、このままこの働き方が世の中のスタンダードになって欲しいと思います。
個人が自分にとって最適の環境で働ける、それを許してくれる風潮に変わっていけば、多くの人がもっと生きやすくなるのではないでしょうか。